CBDという物について初めて知りました。大麻から採れるって聞いたけど違法じゃないの?ほんとに大丈夫な物なのかな?
「CBDは大麻だから違法じゃないの?」
「なんで安全なの?」
皆さんはCBDについてご存知ですか?様々な効果があるとして最近注目されている製品です。しかしその合法性や安全性が気になりますよね。この記事ではそんなCBDの基本的な情報についてまとめました。話題のCBDについて知ることができます。この記事を読むことで少し怪しい雰囲気のあるCBDについて理解し安全に使用することができるようになります。
CBDとは
CBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略称です。このカンナビジオールは、麻(大麻草)の茎や種から抽出される成分の一つです。大麻から採れる成分の一種のため「危ないのでは?」といった印象が広まっています。ただ、このCBDには精神へ与える作用や中毒性、依存性がないことで知られています。身体に悪影響がない上リラックス効果があるとして近年話題になっています。医療・健康・美容業界からも注目されている成分です。
CBDに期待されている効果
CBDには様々な効果が期待されています。代表的な効果は次の3つです。
- リラックス効果
- 不安感を軽減する効果
- 痛みの軽減作用
これらの効果から睡眠の質の向上、自律神経を整えるなど様々な悩みの解消ができるのではないかと期待されています。WHOの報告書によればCBDには依存や中毒といった副作用も見られないため、安全に使用できるとして注目されています。しかし、CBDにはまだ科学的証拠がないと言われています。効果も個人によって差があり、適切な摂取量も人によって様々です。CBDを摂取することで生活が変化する人もいますが、特に変化がない人もいます。まだまだ研究がされており、今後も有効な製品が登場し発展していく市場でもあります。
CBDは違法?合法?どちらなの?
CBDの合法性は国や地域によって異なります。日本では「大麻は違法」と言われていますが、大麻の茎や種子から採れるCBDはどうなのでしょうか?ここでは合法・違法の問題について解説します。CBDについて怖い印象を持っている人にはおすすめの内容です。
CBDは合法
結論からいうと、CBD成分は合法です。厚生労働省の麻薬取締部の公式文書でもCBDは規制の対象としないと明記されています。そのため日本においてもCBDを摂取する目的の食品やオイルなどは合法的に販売されています。(参考:厚生労働省CBD(カンナビジオール)を含有する製品について)
大麻草の中には100種類を越える多くの成分が含まれています。その成分を大きく分けるとリラックス効果が得られるCBD(カンナビジオール)と、ハイになる効果があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)があります。THCは幻覚作用や中毒作用が副作用として現れることが分かっており、マリファナや覚醒剤にも使用されている危険な成分です。そのため、THCが含有されているものは違法となります。そのためCBDは合法、THCは違法として規制されています。
違法のCBD製品も存在する
上述した通り大麻草にはCBDとTHCの2つの成分があります。これらは同じ大麻草から採取できる成分であるため、一つの製品に一緒に含有されている場合があります。THCは危険な成分であるため、日本では「THC含有率0.3%を超える製品」が大麻取締法で規制されており違法となっています。使用はもちろん、製造・販売も許可されていません。しかし、THCが含まれる製品の中には海外からの輸入が可能となっているものもあります。そのため、輸入されたTHC含有のCBD製品が違法に販売されている場合があります。CBD製品であってもTHC成分が含有されていると中毒性があり、人体に何かしらの悪影響が出る危険性があります。CBDに興味があっても怪しいサイトや業者からの購入は避けるのが無難です。
安全な販売先については「CBDオイルやグミって安全?安全な販売先まとめ【2023年最新】」の記事にまとめています。
「医療用」と表記している物にも注意が必要
日本ではCBD成分は医薬品として認定されていません。そのため日本で医薬品としてCBD製品を販売するのは厳格に規制されています。一方で海外ではCBDを医薬品として認めている地域もあります。そのため、輸入されたCBD製品が「医療用」と記載されて販売されている場合があります。そのような製品はCBD成分濃度がとても濃い可能性が高いので個人使用はあまりおすすめしません。また、日本人の身体に合っていない可能性もあります。安全と言われているCBDであっても、過剰に摂取してしまうと何かしらの悪影響が出る可能性があります。きちんと日本の規制に沿っている製品が安全です。
安全な販売先については「CBDオイルやグミって安全?安全な販売先まとめ【2023年最新】」をご覧ください
CBDにはどんなものがある?
CBDの摂取方法には様々な製品があります。摂取しやすいものから、効果が出やすいものまで様々な製品がたくさんあります。ここでは4種類紹介します。
CBDオイル
最も主流なCBD製品です。オイルにCBD成分が凝縮されているため簡単に摂取することができます。直接舐める、食品に垂らす、コーヒーに数滴入れるなど自分にあったスタイルでCBDを摂取してリラックスすることができます。オイルを垂らすだけで摂取できるので初心者でも簡単に始めることができます。CBD濃度は比較的薄く5%~30%程度のものが多いです。CBDに興味があるからとにかく試してみたい、という人におすすめの製品です。
CBDグミ
グミ状になったCBD製品です。一般的な食品のグミと同じで、食べることでCBD成分を摂取することができます。おやつの代わりに食べることで効率的にCBDを摂取してリラックスすることができます。無味無臭のオイルと違ってフレーバーがついているので楽しみながらCBDを摂取することが可能です。グミもCBD濃度が比較的薄く5%~20%程度の製品が多いです。CBDに興味があり、おやつのように楽しみながら摂取したいという初心者の人におすすめの製品です。
CBDベイプ・リキッド
電子タバコのようなベイプ上になったCBDです。タバコのように煙で吸引することができるのでタバコ代わりとしてリラックスすることができます。CBDの摂取には専用の吸引機が必要になります。煙での吸引は直接肺に成分を届けるので、オイルやグミと違ってより効果がでやすいと言われています。リキッドはオイルなどと比べるとCBD濃度が高いものが多いです。CBDの効果を既に実感しており、より効率的に摂取したいという方におすすめの製品です。
CBDワックス
ワックスタイプのCBD製品です。ワックス専用のベポライザーなどで加熱して気化させ吸引してCBDを摂取します。CBDワックスはその他のCBD製品に比べて成分が濃縮されているのが特徴で、高いものだと90%以上の濃度の製品もあります。アロマや香水のように室内をリラックス空間にすることができます。専用機器も高価で濃度も高いことからCBDの効果を十分に理解しており、さらに活用したいという方におすすめの製品です。
まとめ:CBDは使っても大丈夫!
- CBDとはカンナビジオールの略称
- 大麻から採れる成分でリラックス効果がある
- 日本では合法
- 違法の製品には注意が必要
- 様々な製品がある
CBDとは大麻から採れる成分の一種であるカンナビジオールのことです。リラックス効果が期待されており、日本でも最近は注目が集まっています。基本的には合法の製品が多いですが、中には違法の物もあるので注意が必要です。CBDの摂取にはオイルやリキッドなど様々な製品があります。
CBDについて理解しておすすめのものが知りたい人には「CBDオイルやグミって安全?安全な販売先まとめ【2023年最新】」の記事がおすすめです。
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